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こんにちは。ブログ担当スタッフのHです。
日々の印刷業務に欠かせないトナーやインク。実は、保管方法や使い方が少し違うだけで寿命が短くなったり、品質に影響が出てしまうことがあるんです。
そこで今回は、トナーやインクを長持ちさせる正しい保管方法を解説していきます。

1、温度と湿度
● 高温多湿は劣化の最大要因
トナーやインクは、温度と湿度に非常に敏感です。
特に夏場の倉庫やオフィスの窓際では、室温が30度以上になることもあり、未開封でも劣化が進みやすいです。
トナー:湿気で粉体が吸湿し、固まりやすい → 印字ムラ・トナー漏れの原因に
インク:高温で水分が蒸発し、粘度が上がってヘッド詰まりの原因に
これらは実際に印刷して初めて気づくことが多いため、トラブルや不良品に繋がってしまう恐れがあります。保管場所は、涼しくて風通しのいい場所を選ぶのがベストです。
● 乾燥しすぎに注意
冬場は空気が乾燥し、静電気が起きやすくなります。
静電気は、プリンター内部のセンサーや基盤に影響を与えることもあるため、湿度は40〜60%を目安に保つと安心です。

2、開封前は横向き保管
トナーやインクは横向き保管が基本です。
・トナーの粉が偏らず安定する
・インクの中に気泡が入りにくくなる
・メーカーも横向きを推奨している
・立てて置く → 粉体が偏ってしまいます
・強く振る → 内部パーツに負担が掛かります
・陽が当たる場所に置く → 品質悪化に繋がります
置き方ひとつでも長持ち度が変わるため「品質を守る置き方」を意識することが大切です。

3、開封後は密閉と早めの使用
トナーやインクは、開けた瞬間から劣化が始まります。
● インクは特に乾燥しやすい
開封後は空気に触れることで乾きやすく、プリンタ内部で固まりやすくなります。
開封後はできるだけ早く(可能であれば半年以内に)使い切ることが理想的です。
● トナーは湿気と埃に注意
開封後のトナーは湿気を吸いやすく、埃が付くと印字ムラの原因になります。
そのため、開封後はすぐに使用し始めないといけません。
また、使用途中に本体から抜いて、箱に戻して保管することはNGです。
4、印字が薄いときの延命法
残量があるはずなのに印字が薄い…
そんなときは、トナーを水平に持って、左右にゆっくり揺らすと改善することがあります。
● なぜ効果がある?
中の粉が偏っていると、綺麗に印字できません。
ゆっくり振ることで均一に戻り、最後まで使いやすくなります。
● 揺らす時のポイント
・トナーを水平に持ち、左右へ5〜6回ゆっくり動かす
・激しく振らない
・上下方向には振らない
これだけで残りの10〜20%分を使い切れるケースもあります。

5、純正品と再生品は混ぜない
純正→再生→純正のように、種類を混在させて使用するのは避けた方が安心です。
・詰まりの原因になる
・トナーの溶ける温度が違い、印字が定着しない
・エラーが増える
純正品、再生品、どちらを使うにしても、同じ種類で統一した方が安全かつ長持ちします。

6、使用期限は必ずチェック
インクやトナーには、食品と同じように使用期限があります。
特にインクは、期限を過ぎると急激に品質が落ちるため、使用期限の切れた製品は廃棄した方が安全です。
● 管理のポイント
・期限ラベルが見えるよう収納する
・古いものから順に使う(先入れ先出し)
・月に1回在庫チェックを行う

7、少しでも不調を感じたら早めの相談を
トナーやインクは、不調をそのままにしておくとプリンター本体の故障につながることが多いです。「まだ使えるから…」と放っておくと、結果的にコストがかかることもあります。
少しでも違和感があればご相談ください。
・印字がかすれる
・線が入る
・変な音がする
・エラーが増えた
・印刷速度が異様に遅い

まとめ
トナーやインクを長持ちさせるコツは、保管方法・使用方法を適切に管理することです。
・保管環境は 15〜25℃、湿度40〜60%
・開封前は横向き保管
・開封後は密閉+半年以内に使い切る
・インクジェットプリンターは週に1回は稼働を
・純正品と再生品は混在させない
・使用期限を守り、先入れ先出しで管理
少しでも違和感を感じる場合や、不安なことがあればお気軽にお問い合わせください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
